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実家にたどり着き・・・

Posted on 8 月 17, 2005 under 09.驚きの宣告! | No Comment

母子3人が羽田に着いた頃、彼は社宅で怒り狂っていたとの事を後から聞いた。

仕事を終えた彼、夕方自宅に戻り、家族と共に実家に帰るつもりだったが、我が家はもぬけの殻、そして、【置手紙】。
その怒りが込上げた頃、タイミングよく、私の友人から電話。
彼女に、散々怒りをぶつけたそうだ。

実家に戻り、ホッとした私の元に電話をくれたのは、その友人からだった。
驚く私!

「何でココにいるの知ってるの?」
「だって、旦那さん随分怒ってたから!」

彼の方から、その日電話が来ることは無かった・・・

実家に戻ったからといって、通院しない訳に行かないのが、この病気であることは重々承知の私。
九州の主治医に、この病気を最初に診断してくれたDr.に宛てて、紹介状を書いてもらっていた。
我ながら、用意周到だ!!

先生は、最近のデータを沢山抱えてきた私に、薬を出すだけで、炎症を酷くさせるような、内視鏡などはしないよう、配慮してくれた。
ただ、ステロイド薬を飲んでいる私には、2週間に1度の通院は外すことが出来ない。

また、最近の経過を知っているDr.が、状態を見ながら、ステロイドの減量を考えるものだが、それも出来ず・・・
更にはこの家庭事情、体調が良くなる!なんてことは考えられない・・・
ステロイド減量実現は、程遠かった。

実家に戻って、1週間過ぎた頃だったか、彼から電話があった。
でも、今にしたら、その内容は、どんなものだったか覚えていない・・・
ただ、
「お前、いい加減にしろよ!」
と怒鳴られた事は、しっかり覚えているけど。
確か、話にならなかった気がする。
その後、何度か電話が来るようにはなったが、見当違いな話ばかり。(この内容は、次の機会に)
ホトホト疲れる。

体調が、良いとはいえない中で、過す実家・・・殆ど1日中横になりっぱなしだ。
父が、子供達を公園に連れて行ったりしてくれた。
ギャーギャー騒ぐ年頃に、
「お前達は煩い~ッ」
と、怒鳴ってはいたが、それでも公園に連れて行ってくれる、おじいちゃんは、子供達も好きな様子。
その時間だけは、ホッとした。

そんなこんなで、1ヶ月が過ぎた頃、1本の電話。

それは、保育園の園長先生からだった。

平行線

Posted on 8 月 17, 2005 under 09.驚きの宣告! | No Comment

彼とのやり取りは、徐々にいい方向に向かって言っているような気がしたが、何となく的外れにも感じた。
本人も、自分の金遣いの荒さで、こうなったことは自覚しているようである。
その話が、彼の口から出てきた。
だけど、それをどう改善するか?という具体的言葉が無いのに、不満だった。

そんなこんなで、1ヶ月経った頃、保育園の園長先生から、電話があった。

ここに戻る前、園長先生と相談したのは
「実家に戻るので、1ヶ月休ませる」
というもの。
その後進展が無い状態なら、1度退園をして、再入園しては?との提案だった。

待機児童もいるであろうし、このまま中途半端な状態では、迷惑がかかってしまう。
それは充分分っていたが、問題が解決するのは時間の問題!と信じていたので、もう少し待ってもらうことにした。

彼は、一度離婚を言い出したが、その後の私の態度を見て、考え直していたそうだ。
しかし、今回のことで、また【離婚】を言い出すのではと思っていた。
ところが、意外にもそうではなかった。
会社の先輩に、相談をしていたらしく、今度はその奥様から電話が・・・

「旦那さん随分悩んでいるみたい、後悔している様よ」

だけど、何を言われようが、しっくり来なかった私。
その理由は、

「何で迎えに来ようとしないのだろう?」

話は平行線のままで、いつの間にか
「実家でで暫く静養」
ということになっていた。

彼にしたら不本意だが、ここで無理させて、同じ事を繰り返すよりはと考えたのだろう。

私にとっては、少しホッとしたような、中途半端にされたような・・・複雑な心境・・・

そして、最後にお金の話に。
実家に世話になるなら、それなりに生活費を送金して欲しいと頼んだ私。

持ってきた20万円は、単に金遣いの荒い彼の元に置いておきたくなかったので、使う気は無かった。
そのうち、子供名義にでも貯金しようか・・・等と考えていた。

入金に同意した彼が、数日後私の郵便口座に入金した額に、私は言葉を失うことになった。

的外れな夫婦感

Posted on 8 月 17, 2005 under 09.驚きの宣告! | No Comment

「母子三人の1ヶ月の生活費を送って欲しい」
と言う所まで、話が柔軟になってきたと感じていた私。
彼が、私の郵便口座に入金したと聞き、記帳。その額に愕然とした。
入金額¥40、000!
一ヶ月の生活費だぞー!!
別に、実家に甘えることは出来るが、それを一番嫌がっていた彼、どうやったら、この金額が出るのだろう?
その頃私の頭の中には
「自分はパチンコ・飲み代で毎月いくら使ってるんだ?それも、子供の小遣いまで使って!!」
としか、考えられなかった。

その日電話で
「ありがとう、4万円も送ってくれてっ!」
嫌味も言いたくなる・・・

すると彼
「何言ってるんだ!お前は30万近く持っていったじゃないか!!」

自分は「絶対受け取らない」なんて言ってたお金も、手元から無くなると、惜しくなるのか?
と思ってしまうほど、的外れな反論・・・
やり直す気があるのなら、それなりに家族を養って欲しいと言う気持ちだけの私と、金額しか頭に無い彼。
話がまとまらない。

結局、その後2万円の入金があったきり、なしのつぶてになった。

私の病状は、良いとは言えず、更には実家の嫌いな面を、目の当たりにし、精神的にもかなり参ってしまっていた。
そして、ある場所に独断で向うこととなり、これが大きな出会いとなった。

あるDr.との出会い

Posted on 8 月 17, 2005 under 09.驚きの宣告! | No Comment

皆さんは、私が父を苦手としていることを、覚えているでしょうか?
発症前には、父と顔を会わせるのが嫌で、一晩中飲んでたりしてたのを・・・

実家に戻って、孫の面倒を見てくれる父には感謝なのだが、どうしても母を怒鳴る姿を見ると、昔のように逃げ出したくなってしまう。
子供を置いて逃げ出すわけには行かないから、ハラハラしながらその成り行きを見守るしかないのだけれど、母に対して怒鳴っている父に理不尽さを感じて、母をかばってしまう、すると更に情況は悪化・・・それの繰り返し・・・

夏も近付いたある夕暮れ、やはり何か怒鳴っている。
その頃には、私の中はイライラで、どうしようもなく憂鬱になってしまっていた。
ステロイドの副作用も手伝っているのだとは思うけど、どうしようもないもどかしさだった。
あまりに怒鳴る父に

「私、今から精神科に行ってくる!こんなんじゃおかしくなっちゃう!!」

そう叫んで、自転車を飛ばした。
初めて門を叩くクリニックは、夕方からの診察だ。

少し待って診察室に入ると、白衣を着るわけでもなく、なんとカジュアルな格好のDr.だろう!
先生は先ず「自分が合わないと感じたら、遠慮無く他に行っていいからね」と一言。
私が今の自分の情況を話すと、先生の口から面白い話が!

「私も男女の双子の子供が居るんですよ」

診察室には可愛い男の子と女の子の写真が幾つか飾られていた。
そして次に聞いたのは、

「ココの院長は潰瘍性大腸炎なんだよね」

なんと!このクリニックは私のためにあるようなものだと、間違い無く思った。

そして、ニコニコしながら話す私に

「笑わなくて良いんだよ、泣いたって良いんだからね」

笑顔が最大の武器である私。
それが、染み付いて、抜けないでいる。
笑わないことの難しさを、感じてしまった。

さて、院長は別だけど、実質この先生がメインのクリニック。
以後沢山お世話になることになる。
それは、もっと先の話になるけれど・・・
でも、この先生に出会えたことは、私の人生においては、大きな出来事であった。

驚きの宣告!

Posted on 8 月 17, 2005 under 09.驚きの宣告! | No Comment

実家に戻ってから、ただダラダラと夏になった。
子供達は、自治会の夏祭りが珍しいようで、家の前を通る『子供神輿』をジーッと眺めていたのを覚えている。

その間彼は、東京出張のついでと称して、顔を見せ、和解のような感じにはなったが、何だか九州に戻る気にはなれず、療養させてもらうことに。

結局、保育園は退園し、いつ戻るかは私の気持ち次第。
何かが心に引っかかっていた。

そんな中、生理の異常が気になっていた私は、内科と同じ病院の婦人科にかかった。
すると、そこの部長先生が(今は先生とも呼びたくない!)

「子宮筋腫だね、ちょっと特殊なので、子宮を全摘しないといけない!」

と、エコー写真を見ながら言った。

頭は真っ白!
信じ難かった。

その何日か後に、再診。
若いDr.
「うちの部長が、全摘と言ったんですね?」
と聞いてきた。

何か引っかかる。
第一、エコーと内診だけで、摘出宣告するのだろうか?

その頃、UCの方も、ステロイドを減らすことが出来ず、悩んでいて、
「この際、入院でもして、一気に緩解に持ち込もう!」
的な発想があった。
症状も良いとはいえなかったし・・・

コレをきっかけに、婦人科の【セカンドオピニオン】を試みることに!
そして、その病院の【消化器内科】に転院をすることを決めた。
この辺りでは、唯一と言ってもいい、【大学病院】だ。

ところが、この選択、良かったんだか?悪かったんだか?
かなりの迷宮に迷い込む結果になってしまった・・・