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Posted on 5 月 15, 2005 under 06.病気を抱えての育児 |
お盆が終わった週末、退院した。
だけど、この退院が問題に!
退院する前、彼にこうお願いした。
「退院したら、子供を連れて実家で1ヶ月ほど療養したいんだけど」
すると彼は
「それはダメだ!」
と頑なに反対する。
いくらお願いしてもダメ!
そして・・・
「そんなに療養したければ、俺の実家に子供と一緒に暫く居ればいい」
また私は言葉を失ってしまった。
そして、そのまま何も言えなくなり、子供会いたさもあって、言われるがまま彼の実家に【彼が居ないまま】居候することになった。
現実は・・・療養なんて出来るわけが無い!
義父母とも昼は働きに出ていので、子供と3人。これなら、社宅に居た方が、何かと助けてくれる人が居そうなもの!
更には、気遣いしていないようで、少しは食事の手伝いもしなくては!とか、洗濯も!なんて考える。
だって、再燃前に義母から、義弟のお嫁さんの愚痴聞かされたりしてれば、どうしてもそうなるでしょ?
最終的には、1週間で下血!
福岡の病院とんぼ返りして、社宅に戻ったけどね。
下血してしまい、またいつ入院になるか分らないようになってしまったので、昼間の育児をどうするか、互いに悩んで市役所に相談した。
そして出た結果・・・
Posted on 5 月 15, 2005 under 06.病気を抱えての育児 |
お腹を抱えながら、朝子供達を保育園に送り届ける日が続いた。
殆ど毎日保育園のトイレ借りてたな~
そういえば、1度園の先生と口論になったことがあった。
それは、親子遠足のこと。
主催は父兄会なので、できるだけ参加して欲しいと言われたが、無理なのでお断りした。
ところが
「他の方も、仕事を休んで参加するので、出てください」
と言われる。
「参加したいのは山々ですが、私が参加することで、皆さんに迷惑がかかります!」
涙ながらに訴えた。
園の送り迎えのままならない私が、集団行動し、長時間バスに乗って、よちよち歩きの二人の面倒を外で見るの?
途中トイレ!と言うと、止まってくれるのかな?
どう考えたって、無理だと思うのだが・・・
何となく虚しさで一杯だった!
病気を理解してもらえるとは思わないが、状況を察してくれても良いのでは?
それも無理なのだろうか?
社宅の方に、励まされ何とかブルーにならずに済んだが・・・
結局、半日保育にしてもらい、遠足には行かなかった。
まだ1歳の子供達も、きっと行った所で覚えていないだろうし。
まあ色々あったが、今年もクリスマス目前。
玄関には、自慢のクリスマスツリーが、チカチカ。
私の頭の中には
「ケーキはどうしようか?料理は何にしようか?」
色々考えていた。
体が言うことをきけばの話だが・・・
最悪のクリスマスを迎えることになってしまうとは夢にも思わずに。
いや、何となく察してはいたけど・・・
Posted on 5 月 15, 2005 under 06.病気を抱えての育児 |
日に日に出血量が多くなるのを感じていた私。
横になる時間も増えていった。
クリスマスを目前にした、土曜日。
子供達は保育園が休み。
彼は、どうしても仕事が夕方まであると、出掛けていく。
こういうとき、双子というのは助かる。
常に友達が居る状態だから・・・
その横で、横になっているしかない母。
「本当にヤバイ・・・」
心で呟く。
とにかく、彼の帰りを待つしかなかった。
「彼が帰ったら、緊急外来にでも行こう」
夕方彼の帰宅。
「私、常態がよくないから、今から外来に行って来る」
すると彼
「ふ~ん、行って来れば~」
と言いながら、缶ビールの栓を開ける。
内心あきれて、その横で、電話帳を引き、タクシーを呼ぶ。
「お母さんちょっと病院に行って来るからね、お父さんと一緒に居てね」
「いってらっしゃーい」
二人が声を揃え、玄関で見送ってくれる。
その後ろには、クリスマスのイルミネーションがチカチカと・・・
彼はビールを飲みながら、TVを見入っていた。
虚しいながら、一人で病院の外来に。
緊急採血!
結果は・・・最悪だった。
Posted on 5 月 15, 2005 under 06.病気を抱えての育児 |
タクシーを呼び、自力で着いた病院。
もう、座っているのも辛くなってきた。
採血し結果を待つ。
実は、毎週点滴を打ちに来ていて、この週は体力の限界により、サボっていた。
結果を待つ間、点滴をする。
ゆっくり横になれ、心が落ち着く。
暫くして、宿直のDr.が来てこう言った。
「ヘモグロビンが4.6しかないから、入院して欲しいんだけど・・・」
何も答えられない。
頭の中に、彼の嫌そうな顔が浮かんだから。
「今すぐはちょっと・・・」
言葉を濁す。
宿直医は、主治医に電話し、事情を説明した後、私と代った。
主治医は、明日点滴に来るつもりなら、一緒に入院準備をして来るように言う。
そうでないと、命の保証は出来ないというニュアンスで・・・
宿直医の方は「本当は帰したくないんだけどね」と呟く。
看護師さんが呼んでくれた、タクシーで帰宅。
一応彼は起きていて「どうだった?」と尋ねてきた。
「入院した方が良いって」
「ふーん、そう」
その一言で、その日1日が終わった。
Posted on 5 月 15, 2005 under 06.病気を抱えての育児 |
翌朝の日曜日、彼は何も言わず、ただTVを観ているだけだった。
動かない私に業をにやし、子供と自分の食事を作っていたが、無言。
私にはただ、時間だけが過ぎた・・・
もう一度『入院』と言う言葉を切り出せず、彼の顔色を伺うばかりで・・・
午後になり、やっと言う決心が着く。
主治医との話の中で、今日の15:00に病院に行くよう言われていたからだ。
「入院してもいいの?」
「入院するしかないっちゃろう?」
その投げやりな一言に頭にきた私。
「いいよ、入院なんかしない!!」
と、逆切れ状態。
「入院してくればいいだろっ」
泣く泣くタクシーを呼び、子供達に
「お母さん病院にお泊りしないといけなくなったから、お父さんのいうこと聞いて、いい子で居てね」
と伝える。
「おかあさんいってらっしゃーい」
クリスマスツリーの前で、二人が言った。
もうすぐ楽しいクリスマス。
結局、家族がバラバラのクリスマスに。
タクシーの中、切なさ、寂しさ、悲しみをこらえるのに必死だった。
そして、重度の貧血の私には、座っていることも出来なくなっていた。
そんな私を、非番にもかかわらず、主治医が緊急外来入り口で出迎えてくれた。